卒業論文 前書きと目次
私は区役所に勤めており、昨年度までは広報(主に公式ウェブサイトとパブリシティ)を担当していた。
行政の広報とは、住民との双方向コミュニケーションである。しかし、行政が発信する様々な文章はわかりにくいと評されることが多く、十分なコミュニケーションがとれているとは言いがたい。
その「わかりにくさ」は何が原因なのか。外来語や専門用語の言い換えなどについては繰り返し言及されているが、果たしてそのような語彙的言い換えレベルの問題なのだろうか。
「住民」と一口に言っても、年齢、性別、職業、そして国籍までもが異なる人々に向けて発信される行政の広報において、わかりやすい文章とはどんなものなのか。行政の広報のあるべき姿を解明したい。
2007年1月9日
目次
第1章 行政の考えるわかりやすい文書とは
第2章 言語学的な「わかりやすさ」とは
第3章 わかりやすさの追加要素
第4章 行政の広報文を検証する
この内容も含めて、役所の広報、特にホームページについて、セミナーでお話します。
全国の行政職員の方、もし興味をもたれたら、セミナーにご参加いただき、一緒に考えませんか。
日本経営協会 公開セミナー
「地方自治体のためのホームページ活用講座」
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