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「アナ雪」に学ぶ「文章の書き方」

ありのままの姿見せるのよ。
ありのままの自分になるの。

だってもう自由よ。
何でもできる。

これでいいの。
自分を好きになって。

(映画「アナと雪の女王」より)

 

・・・ほんとに、それでいいの

 

今頃、「アナ雪」を見ました。

で、世間の「レリゴー」流行りに疑問が。

あの「レリゴー」が流れるのは、
映画全編の三分の一程度のところ。

それって、いわゆる「布石」。
マイルストーン。
結論に向けて収斂していく一過程。

 

ディズニーの映画だから、
違うのかもしれないけど、
日本の芸術作品、文学作品的には、

「最後に言ったことが作者の言いたいこと=本音」

ですよね。

 

「だってもう自由よ。何でもできる」
「これでいいの。」

 

これらのセリフは、ラストシーンを見ると、
本心とはとても思えない。むしろ、逆

 

自由だけど・・・

何でもできるけど・・・

これでいいの?

 

って聞こえるのですが、深読みし過ぎ?
私の根性が、ひねくれている?

 

特に、曲の一番最後の

「少しも寒くないわ・・・」

という歌詞は、とても寒そうに、
とてもさみしそうに聞こえる。

 

そもそも、人間は、一人では
生きていけないんじゃないかな~

無人島にでも行けば、ありのままの自分で、
自由に生きられるでしょう。
何でもできるでしょう。でもね・・・

 

やなせたかしさんの本に
「人間なんてさみしいね」ってのがあって。

生まれたときは ひとりだったし

死ぬときも ひとりだもの

いまひとりだって さびしくない

いや ちょっとさびしい なぜだろう

 

・・・なんとなく、これと通じる気がします。

 

ま、とにかく、私が言いたかったことは、

  • 芸術的な文章は、一番言いたいことが最後に書いてある
  • ビジネス文章は、映画や小説じゃないんだからね
    言いたいことを最後まで引っ張っちゃ、
    ダメよーダメダメぇ~

ってことでした
って、言いたいことを最後に書いちゃった

ワタシったら・・・ダメよ。ダメ、ダメぇ~ん

 

 

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