約束は、面会?電話?メール?
メールを使うかどうかの判断基準
お客様とのコミュニケーションをとるツールは複数あります。
メールを書くより電話をしたほうが、話が早いケースも。
でも、「面倒だから電話で」というのは問題があります。
一方で、何でもメールで済ませると、損をすることもあります。
言った、言わないのトラブルに
メールが嫌いな人は少なくありません。パソコンが苦手だったり、文章の読み書きが面倒だったり。電話で、あるいは直接会って話しをしたほうが、伝えたいことも伝わりやすいものです。
でも、口頭で伝えたことは記録に残りません。
記憶には残りますが、正確に記憶されるかどうかは怪しいもの。
先生はきちんと説明したのに、お客様には「聞いていない」と言われてしまうことだってあるのです。
実際、こんなことがありました。
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これは、『お客様が集まる!士業のための文章術』からの抜粋です。
(続きは本書をご覧くださいね)
私は、電話や面会だけで仕事の依頼をする人はキライです。
そういう人に、だまされてきたからです。
そういう人は、口頭で伝えた条件(フィーや依頼内容、納期など)が、後で大きく変わってしまうことが多いんです。
だますつもりがあったかなかったかは別として、最初のお約束が守られない。
それって結局、だましたことになります。ウソをついたのと同じことです。
「嘘つきは泥棒の始まり」なんてよく言いますね。
でも、ウソをついたという証拠がなければ、ウソをついたことにはなりません。
当然、罰せられることもないでしょう。
電話や面会で伝えたことは、記録に残らないので、「そんなこと言ったっけ?」とか、「そう言うつもりで言ったんじゃなくて」とか、言い訳をするわけです。
で、後の祭り。
だから今は、見積書や依頼書など、文書でお約束を明文化するよう心がけています。
例え、それを言い出しにくい状況であっても、メールで念押しするなり、何らかの形でテキスト化しています。
それがビジネスってもんですよね
困るのは、ビジネス以外の約束。
契約書なんて交わさないですからね。
「あのときは、そのつもりだったけど、条件が変わったので」とかいう言い訳で、「ごめんなさい」で済まされちゃうわけです。
「ごめんなさいで済めば警察は要らない」とも言いますね。
約束を守らないのは、だましたのと同じ。
嘘をついたのと同じ。
・・・エンマ様に舌を抜かれてしまえっっ
ちなみに、正直者のアナタは、閻魔様に会いに行ってみませんか。
私は、「自分の心に正直に生きる」ことを誓ってこようと思います。
6月14日(土)~16日(月)、柏崎市(新潟県)で「エンマ市」やってます
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