好感の第一印象作りのコツ ―対人関係の心理学
やっぱり、第一印象が大事なんですよね。人って。
で、第一印象って、基本的には「顔」ですよね。
『これで怖くない!公務員のクレーム対応術』にも書いたんですけど、顔の印象から受ける「ステレオタイプ」って、やっぱり、あるようですよ。
例えばワタシの顔。
「ブス!」とか、「おばはん!」とかいう話じゃなくてね
もっと、学術的な評価・・・ステレオタイプのお話。
例えばね、私の顔は、「面長」なわけです。
「ウルトラの母」的な
で、おでこが広い。
目は、小さくはないかな。
鼻は・・・高くはない。大きくもない。
それが、初対面の人に対して、ステレオタイプ的な、つまり「この人は、こういう性格の人だ」って印象付けちゃうことが、けっこうあるわけですよ。
実際、学者さんの実験結果があるんです。
例えば・・・
面長・・・知的
額(ひたい、おでこ)が広い・・・
分別のある、責任感のある、外交的な
あ、いいじゃん
でも・・・私の目は「上がり目」なので、
上がり目・・・
無分別な、短気な、感じの悪い、不親切な、親しみにくい
というイメージがあるようです
ま、年をとれば、目じりも下がってくるでしょうけど
でも私ね、最近、いいダイエット法を知って、痩せたんです。
太っている・丸顔・下がり目・・・
心の広い、気長な、知的でない
ありゃ。痩せているのと太っているのと、どっちがいいんだか、わからないぞ・・・
とにかく心理学的には、人の外見で決めつけてしまう性質・・・ステレオタイプというものがあるそうで。
とはいえ、特に女性の場合は、化粧とか服装でカバーできるわけで・・・
っていうか、よく調べたら、これって40年くらい前の実験結果でした。
「相貌と性格の仮定された関連性-1-対をなす刺激人物の評定値の比較による検討」(国立情報学研究所の、論文検索システムに会員登録をしている人だけが見られるPDFファイルへのリンク)
時代が違えば、ステレオタイプもずいぶん違うよね、きっと。
・・・と、私は心理学の専門家ではないので、逃げる。
最新の研究成果、ないのかな・・・。
太ってもいいのか・・・と、都合よく解釈して、夜中に食べてしまったワタシより、そんな私を許してくれるあなたへ、愛をこめて。
(出典:『瞬間情報処理の心理学』)
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