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【夏に読みたい本】1 お子さんの感想文の宿題に

小学校高学年以上のお子さんをお持ちのお母さん、お父さんへ。

今日は、夏休みに、親子で一緒に読んでいただきたい「おススメの本」特集です。

小・中・高校生に国語教えていた私が、いわゆる「課題図書」の中でも、特に好きなものを選んでご紹介します。

 

■「男の子」編

死ぬことは怖いこと。
人間は、自分が生きていることを自覚し始めた時から、死の恐怖も意識し始めるのでしょう。

夏の庭―The Friends』では、少年たちの「死という得体の知れないものへの恐怖」が、「大切な人の死、という悲しいこと」に転化していく様子が描かれています。

小学生の男の子にありがちな、ちょっとした好奇心、冒険心から、理解し合うのが難しそうに思われる「一人暮らしの高齢者」と心を通わせる。その過程が、ごく自然に描かれています。

感情移入しやすいという点で、どちらかというと、男の子におススメです。

 

小学校中学年から高学年だと、『犬と私の10の約束』がおススメ。
なぜおススメかというと、単純なんですけど。

幼いあかりが、犬を飼うときに、お母さんとかわした「10の約束」。
私の生徒が、遠足のバスの中でこの本を読んでいて、号泣してしまったらしいんです。
先生に、「だ・・・大丈夫か?」と心配されたとか。

男の子って、本を読んで泣くなんて、カッコ悪いとか思っちゃうじゃないですか。
それを、人目もはばからず泣いちゃうなんて・・・なにか、「男心」(?)をくすぐる要素が含まれているように思います。
そんなわが子を見たら、お母さんも泣いちゃいそう。

■「女の子」編

女の子には、『西の魔女が死んだ』(梨木 香歩)が、絶対おススメ。

これは、学校に行けなくなった中学生の女の子「まい」が、田舎暮らしをしているイギリス人のおばあちゃん、通称「西の魔女」の家で過ごした1か月余りの日々のお話。
一方で、少女が死に対する恐怖を克服していく物語であるとも感じられます。

とにかく、読んでいて、すごく気持ちがいいのです。
光を含んだ色と、そして草木の匂いが全体に漂っている。
「西の魔女」は、「私の将来の夢」でもあります(笑)

宣伝文句通り、最後の数ページは涙が止まりません。

(このブログの過去記事、「西の魔女」になりたいも、ぜひぜひ、お読みください)

 

もうひとつ、おススメは、『赤毛のアン』。
これも泣けました・・・。

アンを育てたマシュウが死んでしまった悲しいシーンだけでなく、アンが成長していくひとつひとつの出来事が、いちいちうれしくて・・・

私には娘はいませんが、生徒たち・・・少女たちの成長を先読みしたような感慨にふけっていました。

ボリュームがあるので、読むのを嫌がっていた生徒も、読み始めたらぐいぐい引き込まれて、「おもしろかったーnote」と言っていました。

(このブログの過去記事、『赤毛のアン』誕生100年も、ぜひぜひ、お読みください)

 

次回は、お父さん・お母さん向けもまとめますね~

 

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