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「誰も教えてくれなかった公務員の文章・メール術」発売☆

誰も教えてくれなかった公務員の文章・メール術」(学陽書房)、発売開始です

19日から、Amazonの「予約受付中」の文字が消えました。

 

この本は、その名のとおり、公務員のために書いたものです。
元公務員の私が、役所で学んだことと、役所を辞めて見えてきたことをまとめました。

目次はAmazonなどに掲載されていますので、ここではまえがきをご紹介しちゃいますね 

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はじめに ―忙しい公務員のために

 長引く不況で、リストラ、倒産、自殺者の増加と、日本社会は不安定な状態になっています。これは公務員も同じです。人は減らされ、仕事は増える一方。それに伴って、作成する文書の量も倍増していることでしょう。また、ワープロソフト、プレゼンテーションソフトなどのツールや、Webページ、メールマガジン、Twitterなどを活用することも求められ、従来の文書事務のやり方だけでは対応しきれなくなっています

 そこで本書には、今までの文章術の書籍には書かれていない、「効率的&効果的な文章の書き方」をまとめました。

1.ツールを使いこなして効率化!

 文章を書くには、ほとんどの場合、パソコンを使います。ところが、パソコンや携帯電話のこととなると、上司や先輩に教えてもらえない、またはアドバイスが参考にならないこともあるでしょう。市販の書籍は「操作方法」が説明されているだけです。本書では、行政職員の業務に必要な知識と活用法をお伝えします。

2.好感度UPでトラブル・クレームを減らす

 文章も、住民とのコミュニケーションです。書き方のポイントをおさえて、気持ちのよいコミュニケーションをとることができれば、あなたに対する好感度がUPします。同じことを言っても、好きな人なら許せる。好意的にとらえます。つまり、好感度がUPすれば、不要なトラブルを防げます。クレームも減らせるのです。本書では、文章の好感度をUPするためのポイントをお伝えします。

3.「伝わる文章」で仕事がスムーズに進む!

 「事業仕分け」は国だけではないでしょう。限られた予算を必要な事業に配分するためには、事業の有効性や必要性をアピールしなければならず、「前年度の起案の年度だけを変えて使いまわす」ことができなくなっています。

 ところが、新たに文章を書き起こして起案したものの、「分かりにくい」と指摘されたり、「で、結局どういうこと?」と聞かれてしまったり……ということはないでしょうか。 上司や予算の査定担当などに伝わる、分かりやすい文章を書くことができれば、仕事もスムーズに進みます。Webページやメールの文章が分かりやすければ、住民からの問い合わせや苦情も減り、効率的です

 起案など公用文の書き方については、参考書がたくさんありますが、本書はそれらとは違った解説をしています。文章術の書籍にありがちな、

  • 優れた本をたくさん読め
  • 語彙を豊富に
  • 良いフレーズはメモを取れ
  • 新聞の社説を書き写せ

といった、手間のかかる文章上達法はいっさい書いていません。行政の職員に必要とされるのは、小説家やコピーライターのような名文を書くことではないからです。あなたにお伝えしたいのは、誰にでもできる、ちょっとしたコツなのです。

 あなたが公務で失敗しないため、これ以上忙しくならないために、ひいては住民のために。 この本を、がんばっているあなたに贈ります。

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私の15年間の公務員生活。
その恩返しのつもりで書きました。

公務員にとって役に立つものを書いていく。
それが、元公務員である私のミッションです。

 

公務員が効率的に仕事をし、
正確かつ迅速に情報を伝えることができれば、
住民にもたくさんのメリットがあります。
災害時は特にそうですね。


この本が、公務員の役に立つことができれば、
結果として、世の中の多くの人の役に立つわけです。

「役に立つところ」と書いて「役所」。
「役に立つ人」と書いて役人です。
私は今でも「役人」を目指しています。

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