自治体クラウドとアジャイル
「自治体クラウド」って何?
そんなときは、「自治体クラウドとは」で検索をする。
そうすると、 「クラウドとは - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典」 とか、 行政の「クラウド化」は成功するか?(ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS) なんて記事があります。
でも、定義を知りたいわけではなく、もっと具体的なことを知りたくて検索している場合は、「自治体クラウド」で検索したりします。
その場合、Yahoo!では、検索結果の3ページ目に、こんなブログの1記事にもかかわらず、 「自治体クラウド」が電子申請サービス再構築の好機となる・・・のか が表示されています。
(やっぱり、Yahoo!って不思議・・・)
定期購読している「日経コンピュータ」では、「社長の疑問にどう答える?日ごろから回答を用意しよう」というコーナーがあります。
(やっぱ、「コンピューター」じゃなくて、「コンピュータ」なんだ・・・)
そこでも、「クラウド・コンピューティングというのはなんなのか。うちに関係があるのか」という問いが。
これに対しては、クラウドという言葉の定義を説明するのではなく、価値をわかりやすく説明することが大切だと書かれています。
模範解答をここで書くのは、顰蹙かもしれないのでやめておきますが。
さらに、とっても興味深い記事を読みました。
「SOAはアジャイルと相性がいい」
これは「ユーザー事例」というコーナーで、今回は山形県庁の取材記事。
ちなみに「SOA」とは、サービス指向アーキテクチャのこと。
アジャイルとは
アジャイルとは、ソフトウェアの開発において、より素早い開発を重視する方法の総称である。
アジャイルの特徴には、
- 利用者の要求を随時取り入れる
- 実際に動作するプログラムをこれまでよりも短いサイクルでリリースする
- 日々試験をし結果をフィードバックする
- チームの連携を重視する
- 計画よりも具体的な実践を重視する
- 持続的・継続的な保守を前提とする
などがある。
アジャイルの考え方は、特に変化の激しいWeb系、オープンソース系の開発で重視されている。
これと対極にある?のが、「ウォーターフォールモデル」。
「上流の計画が細部に分解され、予定通りに流れる」開発手法ですね。
また、反復を重視する方法論もあって、統一方法論(UP)もそのひとつです。
(アジャイルとは (agile): - IT用語辞典バイナリ より)
山形県は、SOAを推進していて、そのために、アジャイル開発を採用したというわけです。
(第4回 SOAはアジャイルと相性が良い - 幸せを呼ぶアジャイル開発:ITpro より)
私の今後の研究に関係がありそうなので、覚え書きとしてまとめてみました。
ちなみに、アジャイルの英語としての意味は、「機敏な」といったものだそうな。
ぽちぽちっと応援クリックを
| 固定リンク | 0
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 読点「、」の適切な数は?(2022.12.12)
- 『令和時代の公用文 書き方のルール』に書き忘れた話(汗;)(2021.08.10)
- Q:「ググる」って、どういう意味ですか?(2020.10.15)
- 単語登録ができない! 変換がうまくできない!(2018.10.05)
- 「Web」ネタおまとめ(2013.11.06)
「行政・自治体」カテゴリの記事
- 「や」の使い方(2022.07.23)
- 「標題」か「表題」か(2022.05.31)
- 新「公用文作成の要領」に意見を送ってみました(2021.12.20)
- 新「公用文作成の要領」の影響その1 教科書が変わる!(2021.12.11)
- 『令和時代の公用文 書き方のルール―70年ぶりの大改定に対応』読者プレゼント(2021.11.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント