日本人の知らない日本語
ちょっと風邪気味で、医者に行きました。
置いてあった本を、何気なく手に取ったら・・・これがめちゃめちゃおもしろくて。
思わず帰りに衝動買い。
これは、『日本人の知らない日本語
』(蛇蔵&海野凪子著/メディアファクトリー)のことです。
日本語教師の日常を、マンガと短い文章で綴ったものなのですが、いやいや、笑いました。
例えば、授業中に発言しようとする生徒(外国人)に対して、先生が
「立って言ってください」
と、うながすと、生徒はひとこと。
「た」
・・・わかります?
| 固定リンク | 0
「学問・資格」カテゴリの記事
- 読解力は人生を左右する?!(2018.04.16)
- 丸暗記ではAIに勝てない……(2018.04.15)
- 『AI vs 教科書が読めない子どもたち』(2018.04.13)
- 法務部の「伝わる」文章術(2014.09.22)
- 大学入試問題に小田順子が登場(笑)(2014.04.05)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「標題」か「表題」か(2022.05.31)
- 新「公用文作成の要領」に意見を送ってみました(2021.12.20)
- 一意専心、百花斉放(2015.02.11)
- 頑張れば、ごほうびがある!?(2015.01.28)
- 2014年のお仕事まとめ(2015.01.01)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 上司の指示が正しいのかどうか判断できずに困っています(2022.03.27)
- 新「公用文作成の要領」に意見を送ってみました(2021.12.20)
- 『令和時代の公用文 書き方のルール―70年ぶりの大改定に対応』読者プレゼント(2021.11.16)
- 略語・略称の書き方(2021.08.17)
- 「お役所文書」はお手本になる?(2021.08.11)
「言葉・文章の書き方・広報・日本語」カテゴリの記事
- 「お返事をいただけていないようです」は正しい表現?(2022.12.14)
- 読点「、」の適切な数は?(2022.12.12)
- 「させていただく」って謙譲語?(2022.08.03)
- 「や」の使い方(2022.07.23)
- 「標題」か「表題」か(2022.05.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
>とまとんサマ
コメント、ありがとうございます
>へ~、読んでみなければ。
>自分が日本語教師のくせに知りませんでした。
バイト敬語とかも出てきて、これって日本人が教えているんだしな~なんて思ったり。
そういう意味では「生きた日本語」なので、言語学者さんとしては、正しいとか正しくないとかを論じることが主ではないのでしょうけれど。
>でも、正直なとこ、世間に受ける日本語教師像には抵抗あるんですよね。昔々テレビで「ドク」っていうドラマがありましたけど……安田成美さんやシンゴ君には罪はないのですが、
>わたしの周りの日本語教育関係者は「見てるだけで非常にむかつく
私も見ていないのでわからないですが
役所にいた頃、国際交流セクションの日本語教師でとっても素敵な方がいらっしゃって・・・それも、「世間に受ける日本語教師像」だったのかどうかは不明ですが。
とにかく、その日常は、考えてみるとよく知らなかったということには気づかされました。
>日本語教育って、あくまでも外国語教育なので、教師のする一番大切な仕事は言葉を教えること。そのためには言葉についての専門家であるべきだと思っていますが、最近はそういうことを大きい声で言っている関係者が非常に少ないので……私なんか日本語教育学会等に行っても孤独にさいなまれるだけです。
そうですよね。
ちょっと調べたら、大学院修士課程を修了すると、日本語教師の資格?が得られるとか。
でも、この本を読んだら、私に日本語教師は絶対、無理っ
って思っちゃいました
投稿: csmsライター | 2009/11/22 22:03
へ~、読んでみなければ。
自分が日本語教師のくせに知りませんでした。
でも、正直なとこ、世間に受ける日本語教師像には抵抗あるんですよね。昔々テレビで「ドク」っていうドラマがありましたけど……安田成美さんやシンゴ君には罪はないのですが、
わたしの周りの日本語教育関係者は「見てるだけで非常にむかつく
」って言ってました。(私は家にテレビがなかったので、実際には見ていない)
日本語教育って、あくまでも外国語教育なので、教師のする一番大切な仕事は言葉を教えること。そのためには言葉についての専門家であるべきだと思っていますが、最近はそういうことを大きい声で言っている関係者が非常に少ないので……私なんか日本語教育学会等に行っても孤独にさいなまれるだけです。
投稿: とまとん | 2009/11/22 17:18