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【GoogleのSEO 10の誤解】5 キーワードの詰め込みはしていませんが、何か?

Googleの10の誤解シリーズ、久しぶりに更新です。

 

誤解 5:
重要なキーワードは、重要なページの重要な場所に出来る限りたくさん詰め込んで、そのページが他のページよりも価値があることに、検索エンジンが気付くようにしたほうがいい

 

例えば「SEO」というキーワードでの検索結果で上位表示したい場合、タイトルを「SEO」にして、文中にも「SEO、SEO、SEO・・・」と何度も書くと良い、という誤解のことを指しています。

 

かつてはそれで上位表示できた時代もあったようですが、今や、

キーワードの乱用 は Google のウェブマスター向けガイドライン違反です。

と明記されています。

さらに、

いわゆる「理想的なキーワード密度」は存在しませんので、ユーザーのことを第一に考え、自然なコンテンツを作ることを心掛けましょう。

とのこと。

Googleのインデックスやランク付けなどに関する、10の誤解」(Googleの「Webmaster Central 日本版 公式ブログ 」に掲載されたもの)より

 

■「キーワード密度」をチェック

この「キーワード密度」についてですが、

 

住太陽(すみもとはる)さんの「キーワード出現頻度解析」という無料ツールでチェックできます。

 

このブログ「CSMSライターが日本語について考える」のトップページをチェックしてみると

Hindo

こんな結果になります。

Hindo2

※キーワード出現頻度についての説明や、ツールの使い方は「キーワード出現頻度」にあります。

 

■「キーワード密度」は何%がいい

使われている全ての単語の中で、「た」が一番多いけど、だからといって「た」で検索した結果、1位になる・・・わけではありません

「2009」が多いのは、投稿日やアーカイブに、自動的に日付がつくからですね。

 

CSMS」「ライター」はやはり多いですが、実は1%台では多いとは言えません。

5%を超えると、よほどうまく文章を書かない限り、「くり返し」感が強くなります。

 

■隠しテキスト、隠しリンクはやってない

なお、Googleのウェブマスターセントラルには、キーワードの乱用 の説明があります。

 

通常、これはキーワードのリストや段落で、ランダムに繰り返されています。

キーワードは隠しテキストの形式になっていたり、title 要素や alt 属性に含まれていたりすることがありますので、注意して確認してください。

 

隠しテキスト」とは、白い背景色のページに白い字で書いたり、見えないような小さな字で書いたり・・・ということも含まれます。

効果があった時期もあったのですが、今はそんなイタイことしている人、見かけませんけど

追記(2009/11/7)

イタいサイト、見つけちゃいました

ページタイトルが「キーワード 地域」の連呼。
本文は全く無関係。
あるいは、本文末尾にキーワード連呼。

・・・レトロなSEOやってる人ってまだいるんですね。
勉強不足でしたヮ

ちなみに、その一連のサイト(組織的にレトロなSEOをやっている)は、検索結果では当然、上位表示されず、有料広告を出してました。

 

ただ、スクリプトを使った隠しテキスト(隠しリンク)は、あなたも知らずにやってしまっているかも

Ninja例えば無料のアクセス解析ツールです

 

このページのソースを見ると・・・

 

Ninja2

なわけです。

つまり、人間にはアクセス解析の画像しか見えないけど、ロボットには「美容外科」というテキスト(リンク)が見えるわけですね。

これ、意図的にやっていないけど、隠しリンク。

 

 

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