地方自治体のためのホームページ活用講座
「お役所言葉」などと称され、役所の文書はわかりにくいと言われることがありますが、役所の人だって、わかりにくくしようと思っているわけではないのです。
元公務員としてちょっと弁解をすると、役所のお仕事はすべて法律に基づいて行われているため、正確に伝えようとすると難しくなってしまうのですよね。
このブログは、役所の方のアクセスがけっこうあります。
「文書事務の手引き」や、「わかりやすい広報」、「広報文 例」などのキーワードで、Googleで検索すると、ブログなのに1ページ目に表示されているからです。
文章はどう書くべきなのか。
どうやったらわかりやすく伝えることができるのか。
役所の方も、それぞれ苦労されているのですよね
そこで、役所のホームページの作成・運営、活用の方法について学ぶ講座を開催します
この講座では、
- わかりやすい文章を書くコツ
- ホームページのカテゴライズの手法
- コンテンツマネジメントシステムの導入・構築・運営のノウハウ
- アクセシビリティ・ユーザビリティの知識
- 地震、大雨水害、新型インフルエンザなどの災害対策に関するホームページの活用
- インターネット、ウェブサイトの最新動向
などのお話をします。
1日半に渡って、私が講師を勤めさせていただきます。
昨年は、北は北海道、南は九州まで、全国から自治体職員が参加されました。
【講座参加者の声】
- 行政出身の講師だったので、説明内容や具体例など、身近なものが多く、とてもわかりやすかった。
今後、自分が職場内や庁内で説明や研修をするときに、参考にできるものが多かった。 - 市民の立場でホームページを見ることが第一であるということがよくわかりました。まず、市民本位。
- Webの技術が半分、広報という視点が半分の講座はなかなかないので、非常に良かったと思います。
- 最も重要なことは、どのようにすれば市民に対して効果的に情報が伝えられるかということだと知りました。
伝わりやすい文章の重要性を再確認し、目からうろこが落ちる思いです。
(講師は)行政内部のことに精通していて、現在は外から行政を見る側に立っているので、両面での話が聞けたのが良かった。 - ホームページ担当でありながら、アクセシビリティ、ユーザビリティへの意識が低く、今回の講座で身の引き締まる思いがした。
(カッコは小田が補足しました)
役所にお勤めの方、ふるってご参加ください
そして、お役所のサイトを見て、「わかりにくい」など不快感を覚えたことがある方は、役所の方に講座の受講を勧めてください
講座について、詳しくは地方自治体のためのホームページ活用講座/2009年10月8~9日(社団法人 日本経営協会様主催)をご覧ください。
役に立ったあるいは、もっと役に立つ内容、書けよ
と思われたら、ぽちぽちっと応援クリックを
| 固定リンク | 0
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 読点「、」の適切な数は?(2022.12.12)
- 『令和時代の公用文 書き方のルール』に書き忘れた話(汗;)(2021.08.10)
- Q:「ググる」って、どういう意味ですか?(2020.10.15)
- 単語登録ができない! 変換がうまくできない!(2018.10.05)
- 「Web」ネタおまとめ(2013.11.06)
「言葉・文章の書き方・広報・日本語」カテゴリの記事
- 「お返事をいただけていないようです」は正しい表現?(2022.12.14)
- 読点「、」の適切な数は?(2022.12.12)
- 「させていただく」って謙譲語?(2022.08.03)
- 「や」の使い方(2022.07.23)
- 「標題」か「表題」か(2022.05.31)
「セミナー・イベント」カテゴリの記事
- 文章力向上研修の復習(2015.03.06)
- 一意専心、百花斉放(2015.02.11)
- 頑張れば、ごほうびがある!?(2015.01.28)
- 2014年のお仕事まとめ(2015.01.01)
- お役所研修アンケート結果「あるある」ワースト3(2014.12.30)
「行政・自治体」カテゴリの記事
- 「や」の使い方(2022.07.23)
- 「標題」か「表題」か(2022.05.31)
- 新「公用文作成の要領」に意見を送ってみました(2021.12.20)
- 新「公用文作成の要領」の影響その1 教科書が変わる!(2021.12.11)
- 『令和時代の公用文 書き方のルール―70年ぶりの大改定に対応』読者プレゼント(2021.11.16)
コメント