人が、企業が輝く経営を目指して
「人が、企業が輝く経営を目指して」というセミナーに参加して、大久保寛司さん(人と経営研究所所長)に、久しぶりにお目にかかりました。
7年ぶりくらいになるでしょうか。
お会いできてとってもうれしかった。
元気が出ました。
長くなりますが、以下、大久保寛司語録メモです。
- 組織の人と人は何かでつながっている。
絆でつながっているのか、欲でつながっているのかで違う。 - 会社、組織に一歩入れば、業績や売り上げはわかる。
その会社の「気」(雰囲気)で、聞かなくてもわかってしまう。 - 「川越胃腸病院」はそのいい例。すべての職員の目が輝いている。
(リッツカールトンの高野氏が「全員、うちのホテルに連れて帰りたい!」と言ったほど) - 「信頼」「思いやり」「気配り」のある絆でつながっている組織は、人々が同じ方向を向いているから「目が輝く」。
- 隣の人だけなら思いやれるのか、その隣の人まで思いやれるのか。
どこまで思いやれるのかは「人間の幅」。「人間力」。 - 「強制」と「恐怖」で短時間ならコントロールできるが、それは長続きしない。
そして人を不幸にする。 - 人間は多面体。相手に合う面を出す。
だから、悪い面を引き出すような付き合い方をしたら、相手は自分に悪い面しか見せない。 - 過去と他人は変えられない。でも、未来と自分は変えられる。
他人は変えられないけれど、自分が変われば、他人が変わることはある。 - 剛速球で相手の心をぶち割ろうとすると、人の心の扉は硬くなる。
扉は内側からしか開かない。古事記にある「天岩戸」と同じだ。
つまり、今の社会で「人が、企業が輝く経営」をすることが、生き残りの唯一の道。
どうすれば輝くかというと、他人に関心を持ち、思いやりとやさしさがあること。
それに尽きるようです。
ところで、大久保寛司さんを知らないと言われることが意外に多い。
このコンサルタントに依頼すると、売上が上がってすごいんです
・・・という宣伝をしていないからでしょうかね。
大久保さんいわく「私はコンサルタントじゃないですから」。
ただ、呼ばれた会社・組織に行って、
ふむふむと話を聞いて、
「それでどれをやりますか?」
と聞くだけだからだそうです。
本質ばかり語っている。
人の「あり方」を語り、「やり方」を問わない。
でも、今度は名刺と御高書を手に、突撃
名刺交換をさせていただき、御高書にサインもいただきました
「名刺にアドレスが書いてあるから、
いつでもメールしてください」と。
本当にあたたかく、広く、深い方です。
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