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「西の魔女」になりたい

『西の魔女が死んだ』(梨木香歩)は、学校に行けなくなった中学生の女の子「まい」が、田舎暮らしをしているイギリス人のおばあちゃん、通称「西の魔女」の家で過ごした1か月余りの日々のお話。

 

読んでいて、すごく気持ちがいい。
光を含んだ色と、そして草木の匂いが全体に漂っている。

 

まいとおばあちゃんが一緒に作ったワイルドストロベリーのジャムは、「黒にも近い、深い深い、透き通った紅だった。」

まいが裸足で踏んで洗濯したシーツを、おばあちゃんは「ふわりとラベンダーの茂みの上に広げ」る。
「シーツにラベンダーの香りがついてよく眠れ」るからだ。

自家製のハーブティーを紫のキャベツにかけると、ハーブティーは「くるくると透明な琥珀色の玉となって揺れ」て、まいは、青虫たちがあたふたと逃げ出すのを見て大笑いをする。

 

自称「魔女」のおばあちゃんと、魔女の修行をしようとするまいの会話。

「大事なことは、今さら究明しても取り返しようもない事実ではなくて、いま、現在のまいの心が、疑惑とか憎悪といったもので支配されつつあるということなのです」

「私は・・・真相が究明できた時に初めて、この疑惑や憎悪から開放されると思うわ」

「そうでしょうか。私はまた新しい恨みや憎しみに支配されるだけだと思いますけれど。
そういうエネルギーの動きは、ひどく人を疲れさせると思いませんか?」

そう言われたまいは、きつく奥歯を噛んだ後、「何だか憑きものが落ちたように肩を落とし」て、「そう思う」と。

まいの心の中で疼いていた、黒い、固い、石のような塊が溶けてしまったようで、なぜか私がほっとして。

 

まいはまた、都会の学校へ戻っていく。「人間が自分で作っておきながら、自分の手に負えなくなってしまっているもので溢れている日常」(引用は解説より)に。

 

最近、自分のビジョンが頭から離れません。

昨日読んだ『あなたを邪魔する壁が小さくなる方法』 (内田和俊著、大和書房)や、土日に受けた「ビジョン創造ワークショップ」の影響です。

「自分軸」を手に入れ、「心のニーズ」を満たす生き方を実現する上では、「やりかた」以上に「ありかた」が大切になります。

(『あなたを邪魔する壁が小さくなる方法』より)

ビジョンも、「○○で成功する」とか、「年収○○円になる」ではなく、「ありかた」で描けばブレないし、心が気持ちいいのではないかと思えてきました。

 

ようやく見えてきました。私の「ありかた」理想像。

 

私は「西の魔女」のようなおばあちゃんになりたい。

あんな生活の中で、文章を書き続けたい。

 

 

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