CSMS的SEO ―ドメインのキャリア?
CSMS的SEO ―Yahoo!での順位急落原因は?という記事のなかで、急落ページの特徴は以下の3つのようだと書きました。
- 情報量が少ない
- テーマの絞り方が弱い
- ドメインが古い
今日は私が受けた印象を書こうと思います。
まず1.の「情報量が少ない」についてですが、確かにYahoo!は情報量が極端に少ないページでも上位表示をさせていました。
CSMSの試験の課題で、とあるキーワードについて調査した時には、画像とJavaScriptを使ったリンクしかなく、テーブルレイアウト。テキストはタイトル画像のAltタグだけ・・・というようなページが、平気で1位表示。たしかにキーワード密度は高いですよね。キーワードが1つでも、分母が1なら100%です。
さすがにそんなページが検索結果に表示されたらユーザーが怒りますから、排除できるようアルゴリズムを変更したのかもしれませんね。
2.「テーマの絞り方が弱い」については、Googleも意識しているはずなのですが、「テーマ」を判断するアルゴリズムによりますよね。
例えば「法人 設立」と「ホームページ SEO」のように、単語自体は関連性が低くても、実は密接な関わりがある事柄もあるし、その関係性が、まったく新しい視点からのもの、先駆的なものだった場合、機械がテーマを判断することができるのかどうかは疑問です。
Yahoo!は「Googleと逆にしよう」という力が働いている気もしなくもないです。
例えば、私が作っている「行政書士・社会保険労務士(社労士)・司法書士・税理士の「役所屋本舗」 ―東京都新宿区」というサイト。
「建設業許認可申請」というページは、Yahoo!では1位表示(なのでお客様からの問い合わせが来ます)。
でも、GoogleのPageRankを見ると、他のページはみんな「2」なのに、「建設業許認可申請」のページだけナシなのです。
1ページごとに張り合っているわけもないですが、GoogleとYahoo!は違う路線を行こうとしている気がします。
というのも、3.「ドメインが古い」は、Googleだと有利ですが、それをYahoo!はマイナス要素と見なしている!?
ここは個人的にはYahoo!を評価します。
古くからあるページがいいページとは限らないわけで。
もちろん、せっせと更新して、長い年月の間に情報量が増えているということはあるかもしれませんが、情報の質は定かではない。自己満足的なものも見受けられます。
逆にぽっと出のブログだって、有益な情報が載っていることも多々ありますよね。
検索サイトのユーザーの一人として、自分の使い分けを考えると、辞書的に詳しいことを調べるにはGoogle、最新情報や裏話をゲットしたければYahoo!・・・なんて感じもしています。
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