卒業論文 前書きと目次
私は区役所に勤めており、昨年度までは広報(主に公式ウェブサイトとパブリシティ)を担当していた。
行政の広報とは、住民との双方向コミュニケーションである。しかし、行政が発信する様々な文章はわかりにくいと評されることが多く、十分なコミュニケーションがとれているとは言いがたい。
その「わかりにくさ」は何が原因なのか。外来語や専門用語の言い換えなどについては繰り返し言及されているが、果たしてそのような語彙的言い換えレベルの問題なのだろうか。
「住民」と一口に言っても、年齢、性別、職業、そして国籍までもが異なる人々に向けて発信される行政の広報において、わかりやすい文章とはどんなものなのか。行政の広報のあるべき姿を解明したい。
2007年1月9日
目次
第1章 行政の考えるわかりやすい文書とは
第2章 言語学的な「わかりやすさ」とは
第3章 わかりやすさの追加要素
第4章 行政の広報文を検証する
この内容も含めて、役所の広報、特にホームページについて、セミナーでお話します。
全国の行政職員の方、もし興味をもたれたら、セミナーにご参加いただき、一緒に考えませんか。
日本経営協会 公開セミナー
「地方自治体のためのホームページ活用講座」
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コメント
きたむサマ
では、16日に参加します
講演も楽しみにしています
投稿: csmsライター | 2008/07/24 15:50
イノベーションジャパンには、9/16と17に参加することになりました。16には講演もします。ご参加お待ちしております。
投稿: きたむ | 2008/07/24 12:39
きたむサマ
「イノベーションジャパン2008・大学見本市」、絶対行きます
楽しみです
投稿: csmsライター | 2008/07/14 13:52
チュウ太についてイノベーションジャパン2008(http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/)でデモすることになりました。お近くならどうぞお越しくださいませ。
投稿: きたむ | 2008/07/14 11:04
きたむサマ
チュウ太くん、来年で10歳ですか
チュウ太くんの他に、新しい「チェッカー」が登場するんですか?
それはうれしい!
オープンしたら教えてください
投稿: csmsライター | 2008/05/01 18:53
10月までにはもう1つ新しい「チェッカー」が登場します。もしかしたらこちらの方がお役に立つかもしれません。
また、チュウ太は来年10周年を迎えますが、その時にいくつかの改良をご披露できるはずです。各ツールの連携が密接にして、より統合された学習環境にしたいと思っています。
投稿: きたむ | 2008/05/01 18:24
きたむサマ
こちらのブログにまでご訪問いただき、ありがとうございます。
もしかしたら、10月くらいにこんな内容をセミナーでお話しする機会が与えられるかもしれません。
そのときにチュウ太くんを使って演習をやってみようと思っていたところです。
なので、早速、「知的な科学・技術文章の徹底演習」を注文しました。
セミナーの内容を考えるのに、また、卒論ばりにテンパるかも知れません。
時々、このブログをチェックしてやってください
投稿: csmsライター | 2008/05/01 03:27
次は、この成果をいかに行政の現場で活かしていただけるかですね(そして最大の難関)。
文章書き換え問題集を作られるというのはいかがでしょうか。塚本先生の『知的な科学・技術文章の徹底演習』のように。
投稿: きたむ | 2008/04/30 22:31
コスモさん、コメントありがとうございます。
役所は、市民が知りたいことよりも、自分たちが知らせたいことを発信することが多いんです。
あーしなさい、こーしなさい、これはいけません・・・と。
だからわかりにくく、かつ、読んでもらえない。
私は広報課時代、それを「高札式広報」と呼んでいました。
投稿: csms-seo | 2007/10/19 05:33
広報に掲載したから、国民は承知してる。
この意識は、(辻の立て札)の延長線ですよね。
投稿: コスモ | 2007/10/16 08:18