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CSMS的ニュース ―気象庁と源氏物語

 源氏物語などが書かれた時代、日本の上流社会では、夫が妻の家へ通う「妻訪婚(つまどいこん)」が行われていました。

 一夫多妻制ですから、男は何人の女の元へ通ってもよかったのですが、通い方にはルールがありました。

 男が女の元を訪れる時間は日が暮れてから夜10時くらいまでの間。顔が見えなくなるくらい辺りが暗くなってから、人目を忍んで通うのが慣わしでした。この時間帯を「宵」と表現します。

 この「宵」という表現、実は天気予報でよく聞く言葉なのですが、今日から聞けなくなるそうです。
 気象庁は、天気予報の時間帯や地域に関して改正した5つの用語を、今日、10月4日から使い始めるそうです。

1.「宵のうち」→「夜のはじめ頃」(午後6~9時の時間帯)
2.「午前3時ごろまで」→「未明」(午前0~3時)
3.「朝のうち」→「朝」(午前6~9時)
4.九州南部地方」→「九州南部・奄美地方」
5.「南西諸島」→(種子島・屋久島地方を含まない場合は)「沖縄・奄美」

 親しまれた「宵のうち」が消えることについて、気象庁が今年2~3月にアンケートしたところ「情緒ある美しい言葉。用語として残してほしい」との意見が寄せられたそうです。しかし、「『宵のうち』はもっと遅い時間帯を表すと理解されている」として、方針通り変更することにしたとか。

 ちなみに、「宵」に女の元を訪れた男は、「よなか」に契りを交わし、日付が変わって、やはりまだ薄暗くて顔が見えないような時間帯「あかつき」に帰っていきます。
 そして明るくなった「あした」に、「夕べは楽しかったよ」みたいな「後朝(きぬぎぬ)の文」を送ります。

 源氏物語で、若い光源氏が年上の六条御息所の元へ通い、「あかつき」になっても帰ろうとしないというシーンがあります。御息所はハラハラ。若いから朝はなかなか起きられないのね・・・と思いつつも、「年上の女が若い男に入れ込んで、外が明るくなってから帰らせるなんて非常識なことをして・・・と世間様に笑われる」と。

 ・・・そんなことを考えてみると、確かに「宵」「暁」は「情緒ある言葉」かもしれません(汗

 SEO的には、あまり親しみのない言葉やごく少数の人しか使わない言葉をキーワードにしても、アクセスアップは期待できないということもありますが、ニッチを狙うという場合もありますね。


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